2012年 09月 26日
春日野八千代さん歌劇団葬に想う
水曜日は宝塚歌劇も休演日なのでひっそり!
ところが今朝からポツリポツリと人の移動が…
そして緑の袴に羽織のタカラジェンヌの姿も…
今日は先日お亡くなりになられた春日野八千代さんの歌劇団葬の日。
まさに宝塚の歴史とともに歩まれた宝塚男役 永遠の2枚目スター
多くのファンが弔問にお越しになられていました。
代表作の虞美人や源氏物語の光源氏はもちろん、戦前最後の
大劇場閉鎖の際の翼の決戦や戦後再開のカルメン、南の哀愁や
メナムに赤い花が散る…枚挙に暇がないくらい、まさに宝塚の歴史そのもの
改めて思うのはこれらの代表作は宝塚の演出家が自ら台本を書いて、
スターを作品とともに育て上げていたこと。
昨今、海外の作品やベストセラー作品に依存しがちな感じがしてならない。
一時代が去る寂しさとともに宝塚歌劇の発展には改めて原点に返ってもらいたいと思うのだが…