34年の歳月が育んだ奇跡のりんご あいかの香り

あいかの香りってご存知ですか?

10月下旬頃、りんごの品種はつがるの収穫が終わり、ふじの収穫にはまだ早い…

そんな時、以前ご紹介させていただいた、つがるとふじの交配種シナノスイートがあります。

先日、お付き合いのある長野の農家さんにシナノスイートをお願いしようと電話したところ…

隊長『シナノスイートを送ってほしいのですが…』

農家さん『うちはシナノスイートは栽培していないんですが…』

隊長『どうしよう?』

農家さん『自家用にあいかの香りという品種があるのですが…』

隊長『どんなりんごですか?』

農家さん『つがるとふじの交配種ですが、日持ちがよく、いわゆるボケないりんごです!』

※ボケるとは…収穫してから期間が経ってりんごの追熟が進むと、カサカサ、ボサボサ
           といった状態になりジューシー感がなくなるとともに酸味と甘味の
           バランスも崩れ、本来の味わいがなくなってくる状態変化のこと。

隊長『じゃ、そのあいかの香りを頒けていただけませんか?』

農家さん『では一度召し上がってまた評価をお聞かせください』

こんなやりとりを経て、我が家に届いたあいかの香り。

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実に大玉で、これを毎朝半分食べるだけでも、普通スーパーで売っているりんごの1.5個分に相当。

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しかもジューシーで、シャキシャキ感はつがるとふじのいい部分を掛け合わせているので最高。

さらに酸味、甘味とも爽やかさが抜群です。

こんな素晴らしいりんごですが、なかなか京阪神の市場では出回っておらず、
デパート戦争の激戦地、大阪のキタのデパートでもめったにお目にかかりません。

農家さんが自分のところで消費するだけの量しかない分を無理をお願いしていただきました。

ところで、このあいかの香り、栽培品種としてデビューするまで実に34年の歳月がかかっています。

あいかの香りのくわしい解説についてはココをクリックしてご覧下さい。

品質・特性の優れたりんごの新しい品種が誕生する確率は、宝くじよりも低いと 言われています。

 
我々は実際のりんごを見て、食べて感想を述べていますが、そこに至るまでには長い歳月と
血のにじむような努力があって初めて、実を結ぶのです。

昨年の手術以来、毎朝決まって食事の前にはりんごを、
食事の際にはまず信州 松代産の長芋を食べています。

市販の野菜や果物のジュースは食品衛生法上、どうしても加熱殺菌が必要で
その過程で酵素は失活し、ビタミンCなど熱に弱いビタミン類などは損なわれます。

やはり生の果物や野菜、しかも消化器に優しいものとして
今や、このりんごと長芋を欠かすことはできません。

これからの季節はりんごのシーズンで問題はありませんが、
端境期の調達には不安があったものの、おいしいもの見つけ隊で
培ってきた農家さんなどの物資調達ルートがあるので助かっています。

まさに芸は身を助ける(笑)

目には見えないご縁という無形財産って本当にありがたい(ペコリ)
by mitsuketai | 2012-11-25 18:19 | 野菜のソムリエ