見通しの甘さ、途中経過の大切さ

今日はは久々に苦言を呈したいと思います(苦笑)

今は昔、後醍醐天皇の建武の新政の頃、二条の落書というのがありました。

此頃都ニハヤル物…で始まるあの落書です。

こちらのサイトの中に原文と訳文があります、ご興味のある方はここをクリック…

昔、中学生の頃、三無主義というのはいけないと
口酸っぱくなるなるほど叩き込まれた記憶があります。

三無主義とは、無気力、無関心、無責任

此頃都ニハヤル物…を此頃巷ニハヤル物…と置き換えてみると、
その最たるものはやはり、この三無主義、すなわち無気力、無関心、無責任に
尽きると思います。

しかも、それを世の中や政治やグローバル経済のせいにして
無気力、無関心、無責任の三無主義が老若男女を問わず
その精神構造を蝕んでいるような気がします。

そしてその行き着くところは見通しの甘さ、無責任につながってきます。

仕事でもネット注文でも見通しの甘さ、そしてほったらかし、途中経過の欠如が目立っています。

キチンと何事もなく、事が進むようであれば何も問題はありません。

忘れていたから何とかして!すっかり忘れていたからどうしようもありません!

さらに“人間誰でも失敗はあるでしょ!”

1回や2回ならまだしも、それも新人ならば許される可愛さもあるのですが…

それ以外になると、さすがに二の句も出ません(苦笑)

読者の中には、そんな馬鹿な?と思っておられる方も一度じっくりと周囲を見回して下さい。

そんな時に、何も言わなくても、かゆいところまで気配りされる対応を受けると…

さすが!と感動してしまいますよね!

これができる方や組織は見通しを常に見極め、途中経過の報告も検証もキッチリ!

あらゆることに通じる基本であり、難しい理論より基本がキチンとできているかどうか?

スマホでいくら情報検索していても、これができなきゃ!話になりません。

だからこそサービスでも、商品開発でも、これがこれからの差別化のキーポイントになってくると思います(ペコリ)
by mitsuketai | 2012-12-02 20:30 | 教え