鳥インフルエンザ対策…まずは靴底の徹底消毒から

昨日から中国でH7N9型の鳥インフルエンザに感染し、死者が出たとの報道がなされている。

パンデミックとして過去から懸念されてきたH5N1型とは違い、低病原性の鳥インフルエンザと
されているが、低病原性とはどうやら鳥に対する毒性であって、人間に対しての毒性は
正直分からないところがあるらしい。

そもそも、鳥インフルエンザ自体はヒトに感染しないとされている。

ところが、その鳥インフルエンザウィルスが変異をしてヒトに感染した可能性が高い。

発症者、死者が出たところが中国であるところ、香港型のインフルエンザにも言えるが、
この場所がとにかく問題なのである。

なぜか、家畜としての鳥と豚とヒトとの接触度合いが高いからである。

鳥類である鳥の鳥インフルエンザウィルスが哺乳類である豚の体内に入ると
変異を起こしやすく、同じ哺乳類であるヒトにも感染しやすくなるし、元の宿生であった
鳥にも感染することで鳥からヒトへの感染も起こり得るようになってくる。

さらに変異を繰り返すと、ヒトからヒトへと感染する可能性も考えられる。

中国には申し訳ないかもしれないが、そもそも衛生観念も低い、ヒトが少々死んでも
人口上ビクともしない、気にしない中国を含め、東南アジアから日本へのウィルスの
侵入を水際で防ぐしか方法はない。

もっとも中国でも以前と違って、積極的に情報公開するようにはなってきているが、
何せあの政府のなすことはどうも信用できない部分もあるので…(苦笑)

まずやるべきことは空港、港湾等、海外から入ってくる人間の靴底を徹底消毒すること。

消毒マットで靴底を消毒しないと入国させないこと。

公共施設でも可能な限り、消毒マットで来訪者の靴底の消毒を徹底させること。

合わせて手指のアルコール消毒を徹底させること。

ウィルスが付いた手で顔を触ったり、眼をこすったりするのは大変危険な行為。

ゴールデンウィークも含め、中国や東南アジアへの渡航は控えるべき。

ことしのGWはどうも蔓延が気になって仕方がない。

遊び浮かれるGWどころではない!と予想せざるを得ないかもしれない。

それと昨今の風疹対策も含めマスクの着用、咳エチケットの徹底。

咳エチケットなんて普通の知能レベルがあれば当然できることであるが、
ほとんどなおざりにされている現状を鑑みると実に情けない限りである。

そんなに費用をかけなくても、ちょっとした工夫と心得で蔓延を防ぐこともできるのではなかろうか(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-04-03 18:36 | インフルエンザ