やってみなはれ!

やってみはなれ!

サントリー創業者の鳥井信治郎氏が残した名言である。

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正確には「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」

ともかく何事もやってみなければ分からない、誰も予測できないことって結構多い。

ただ、何でも思いつきをそのまま「やってみはなれ!」では困る(苦笑)

現状考えられる範囲で決断したら、小さいところから実行してみる。

小さいところから試行錯誤を繰り返して、道筋を見極めていく…

周りを見回すと、ありもしない大風呂敷を広げる人間、何もしないのに批評は一人前の人間、
起こりもしないことを先走って考え、心配し過ぎる人間、はたまた世の動きに鈍感で泰然自若で
あっても自分は安泰と安穏と考えている人間、こんな人間がともかく百鬼夜行、跋扈しまくっている。

そして“できる理由”より“できない理由”ばかりが出てくる。

そんな悠長な時代はとうに過ぎているのだが、未だに“できない理由”を披歴することで
自分の存在感を表現されている人間が実に多い。

日本はとにかく失敗したら、やり直しが効かない土壌があるがため、
“できない理由”を披歴して、無難にやり過ごそうという風潮がどうしてもまかり通ってしまう。

事実、自分自身も以前は、とにかく「やってみはなれ!」というのは一見無責任なことで、
言われる側に立つと実に嫌だなあ!と感じていた。

それは責任感の裏返しでもあり、失敗した時のダメージ、喪失感から立ち直るにも時間がかかる。

何よりも、それまでにかけてきた時間や労力が無に帰するとなんともやりきれない(苦笑)

その発端が“単なる思いつき”でうまくいかなかったら“あっそうなの!”のひと言で済まされば怒り心頭!

“てめえ!人の気持ちが分からんのか?”

「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」

これは命じる人間も、命じられる人間もお互いの気持ちが尊重されていることが前提条件。

その上で「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」

とにかく“できる理由”を考えまくって、試行錯誤してみる!

何もやらないのは楽な生き方かもしれないが、それじゃ“おもろいこと”なんて何も起こらない!

成長戦略とか声高に喧伝されているけれど、根幹の部分でもっとも求められていることは…

「やってみなはれ。やらなわからしまへんで」

そんな気持ちで立ち向かっていける土壌や雰囲気づくりが必要じゃないかなあ…

これがアベノミクスとして成功するか、ウワベノミクスと揶揄されて失敗するかの分水嶺かもしれない(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-04-18 19:50 | 教え