健康食品の機能性表示の緩和なんてもってのほか!

政府の規制改革会議がいわゆる健康食品の
機能性表示制度を緩和しようとしている。

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今でも薬事法ギリギリ、スレスレのダーク商品が多いと言うのに…

テレビを見てもサプリメントや健康食品のCMばかり…

効果については個人の感想を述べているのであって、
効果・効能を保証するものではない!との文言で逃げ道を作っている。

最近はやりのオルニチンにいたっては、小さく“しじみ由来成分ではありません”と
逃げ道を作っているが、堂々とざる一杯に入って入る“しじみ”の画像を
全面に出せば、いくら注釈をつけているにしても、全ての消費者が“しじみ由来成分ではない”と
キチンと認識しているだろうか?

あたかも効果・効能を薬事法との攻防でギリギリ交わしながら、錯覚を起こさせているにほかならない!

一時、みのもんたの番組や発掘あるある大事典で取り上げた食材がブームになることがあったが
いずれも一過性のブームで終わっている。

それどころかデータのねつ造があったりして番組そのものが消滅してしまったこともある。

巷に様々な健康法が浮かび上がっては消えることが繰り返されている。

もちろん、全てを否定する訳ではないが、人それぞれによって効果も違うし、
気分的、精神的な部分が左右することもある。

ところが企業の中には売上至上主義先行で、先般のコカコーラのトクホウ騒ぎもあった。

こんなことはなぜ起こるのか?

それは本当の意味での食育が実践されていないことにある!

日々の食事の中で、主菜、副菜を含めバランスの良い食事をとることである。

小難しい内容ではなく、先人が伝えてきたバランスのとれた食事が伝統として伝わってきた。

マクガバン上院議員が提出したマクガバンレポートによれば、昭和30年代の
日本の食事が理想だと膨大な調査研究のもとに提唱されている。

国会議員の先生方、特に厚生労働委員会等の先生方はマクガバンレポートを
実際にお読みになられたことがあるのだろうか?

小泉内閣で提唱された“食育”も実際どんな活動をすればいいのか?

内容が実に曖昧で、いまや言葉が一人歩き、空中分解を起こしている!

おじいちゃん、おばあちゃんが居て、おかあさん、おとうさんが居て、
兄弟がいて、皆が食卓を囲んで、その都度、海の幸、山の幸への感謝、
旬の時期に食べるものの由来を教え伝える、時には畑や作り手の
現場に行って体験しながら、自分の食べているものの由来を知り、
ありがたみを知り、自分の命へ、そして子孫へとつながっていく生の営み…

これを日常生活の中に組み込んでいくのが、食育というものではなかろうか?

日々の食事をおろそかに、健康食品の機能性表示、それが誤解を招くような
一人歩きをしてしまうような規制緩和はいかがなものか?

規制緩和の裏には、おそらくそこで儲けようとする黒幕や企業の存在が見え隠れする。

政府の規制改革会議も経済成長という美名のもとに、健康食品の産業競争力の
拡大のみに主眼を置いているとしか考えられない。

とにかく、いいかげんな健康食品の機能性表示の緩和なんてもってのほかである(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-06-08 22:25 | 食の安全&表示