2013年 06月 20日
年間読書数はたったの1冊 うりんこの山
ざっと読みを含めて、年間250冊くらいは読んでいると思います。
一昨年の8月22日に体調に異変を感じ、10月17日の手術に
至るまで、がんに関する書籍だけでもざっと50冊、インターネットの
資料は500頁分読み込み、最善の治療方法や手術をお願いする先生を
探しました。
さすが、命がけになるとスゴイなあ!と我ながら感心(苦笑)
しかも仕事や病院での多くの検査も同時進行させながら、手を抜くことなく…
これくらいの集中力、学生時代に発揮していたら、人生は変わっていたでしょう!
そんないわば本中毒の人間ですが、小学校3年当時の読書は年間たったの1冊。
その当時は母親が嘆くくらい、本も読まないし、勉強もできず、おまけに今と同じく気も弱い(笑)
その時、読んだたった1冊の童話がうりんこの山
3匹のいのししの子ども=うりんことお母さんいのししのお話。
今は絶版になっていて、蔵書として所蔵している図書館も少ないかもしれません!
この本、夏休みの読書感想文の課題図書で最初はいやいやながら…(苦笑)
なぜか、読書の嫌いな僕でも、最後まで飽きずに読めたから不思議そのもの。
おまけに佳作でしたが、賞には縁のなかった読書感想文で賞も…(笑)
今やスマホやネットで情報が氾濫していて、考えようによれば
簡単に情報にアクセスすることが容易になってきました。
良い面もあれば、巷にあふれる情報には有害情報や詐害情報、ボロ情報もあります。
情報を見分けるにはやはり本を読む=基本の読解力の養成はいつの時代も必要。
しかも本というのは著者が表現したいわばエッセンスみたいなもの。
そこからできる限り情報を収集し、取捨選択する能力を身に着け、
直面する課題に対する解決力と創造力をもたらすのはやはり読書かな!
あと1ヶ月もすると夏休み、お子さんにも読書の大切さを体験させる絶好の機会です。
今話題の佐賀県の武雄市図書館なんて絶好の場所かもしれませんね(ペコリ)