世界文化遺産 富士山への祝福の仕方を考えよう!

三保の松原も含め富士山が世界文化遺産に選ばれたことは実に喜ばしいこと!

ユネスコ大使も経験された文化庁長官が人脈を駆使して、説いて回られた功績も大きい。

日本を除く20ケ国のうち19ケ国の委員が三保の松原から眺める富士山の風景を
歴史遺産として尊重すべきとの意見が相次いだというのは、その一体性を
理解してもらえたからこそだと思う。

そこまで理解してもらおうと思えば、当然、お互いが認め合う人脈でなければならない。

外交にとって経済力や軍事力も必要だが、最後はお互いの人間性を尊重できるか否か!

さて、富士山が世界文化遺産に選ばれたことは喜ばしいのはいいことなのだが、
その反面、選ばれた途端、猫も杓子もカエルもミミズも一斉に富士山へ
押しかけるのはいかがなものか?と…

昨今、何事においても、線香花火のようにパッと一瞬でブームが去ることが多い。

しかもメチャクチャに踏みにじり、荒らされ、あとは「夏草や兵どもが夢の跡」みたいに…

富士山のあの美しさもあまり多くの登山客が押し寄せて、富士山の自然を
荒らしてしまうと、再びきれいな富士山の姿を取り戻せない可能性もある。

“この目で一目見よう!”という気持ちも分からないことではない!

それでも皆が世界遺産決定と同時に押し寄せるのは、あまりにも品格にかけるのでは…

今はそっと遠くから富士山を眺め、愛でて、お祝いしよう!という奥ゆかしさがあってもいい。

それこそが日本人と富士山のアイデンティティみたいではなかろうか?

時には遠くから、時には新幹線の車窓から、時には航空機の窓から、
時には浮世絵を眺めながら、時には銭湯に浸かりながら…(笑)

やはり最後にこれだけは言っておきたい!

猫も杓子もカエルもミミズも一斉に富士山へ行くな!

そっとしておくのも品のある祝福の仕方である!

あまり富士山を荒らすと、山の神がお怒りになって噴火してしまうかもしれないぞ(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-06-24 16:06 | 社会問題