2013年 07月 22日
追い出し猫伝説と猫様もなか
ここも市町村合併して宮若市になったようですが、合併前の若宮町に
400年以上も前からあるのが“追い出し猫伝説”
その伝説のいきさつとは…
あるお寺の和尚さんが猫をたいそう可愛がっていた。
ある時、そのお寺に大ねずみが棲みつき、暴れ出した…
いつも和尚さんに可愛がってもらっていた飼い猫は見るにみかねて
何百匹もの仲間の猫を集め、その大ねずみと長い時間戦い、
とうとう退治してしまったとか。
しかし、力尽きた飼い猫や仲間の猫もみんな死んでしまい、
哀れんだ和尚さんは、猫塚を作って、丁寧に供養したのがいきさつ。
そこから地域おこしで追い出し猫のキャラクターが生まれ、
特産物の招き猫として街をあげて売り出し、サンリオのキティ―ちゃんの
ご当地ストラップにも採用されたとか…
普通の招き猫の裏にもう一つの猫がくっついたような、表裏一体の形になっていて
一方の側の猫は普通の招き猫と同様、笑顔で手招きをしており、幸せを招くとされているが、
もう一方の側の猫は片手にほうきを持ち怒った顔をしており、ほうきで災いを追い出す…
怒った顔の側を表に向け、笑顔の側を裏に向けるのが正しい飾り方とも…
厄除けと開運招福が一体なっているのが追い出し猫
追い出し猫についてはココをクリックして宮若市観光協会のホームページをご覧ください!
この追い出し猫を象ったお菓子が地元 瀬川菓子舗の猫様もなか フロランタン
猫型もなかの中に、きざみ栗入りつぶ餡がたっぷり入った“猫様もなか”と
同じく猫型もなかの中に、アーモンドやキャラメルがぎっしり入っている“フロランタン”
小さなお菓子ですが、しっかり大きさ以上の美味しさです。
しかも注目したいのは、このかわいいパッケージ!
先般ご紹介させていただいた小犬のサブレ、小こねこのサブレにも共通するのですが、
この動物キャラクターをしっかりデザインして500円ワンコイン近くで購入できる
お土産はお子様をはじめ結構気に入ってもらえると思います。
ゆるキャラとお菓子、手土産の融合、これからのトレンドかもしれません!
地元 高槻にも“はにたん”というゆるキャラがあるし、障害者施設で
“はにたんクッキー”なるものが販売されていますが、もう少し
パッケージと手軽に買ってもらえる土産品に仕上げれば展開も
変わるのになあ?と…(ペコリ)