京の三条の玉や絲や

昔々、国語の時間に文章は起承転結が大事と習ったと思います。

その時に、こんなたとえ話が合わせて紹介されていたのではありませんか?

起…京の三条の糸屋の娘
承…姉は十六妹十四
転…大名は弓矢で殺す
結…糸屋の娘は目で殺す

我々日本人はこの起承転結を金科玉条のように思っていますが、
どうも最近は結論を先に述べて、その結論づけた理由を
掘り起こしていくやり方が幅を利かしてくるようになってきています。

はてさて、良いことなのか、良くないことなのか… 

先ほどのお話しに京の三条の糸屋の娘が登場します。

はてさて京の三条にはどうも糸屋はないように思います。

その代わり、“玉や絲や”という京都のかりんとう処があります。

かりんとうが名物ですが、最近“かりんとうまんじゅう”なるものが
あちこちで登場していて、“玉や絲や”もかりんとうまんじゅう
販売されています。

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定番であるこしあんのかりんとうまんじゅうもいいのですが、
今回ご紹介するのは季節限定の栗あん!

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栗あんはあっさりしていて美味しいのですが、
やはりかりんとうまんじゅうはパンチのある
シナモン風味のこしあんの方がかりんとうの
イメージにはぴったりかもしれません。

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ところで、これって“かりんとうまんじゅう”という
ネーミングになると、どうしても“かりんとう”の
イメージに引っ張られます。

ところが、この饅頭、実際は黒糖饅頭を油で揚げたものです。

揚げまんじゅうと命名してしまえば、ちょっと安っぽく感じられるのも、
“かりんとうまんじゅう”と銘打ってしまえば、どんな味わいかなあ…

そこはさすが、京の三条の玉や絲や

“かりんとう”を単なる揚げ菓子ではなく、様々なバリエーションで
消費者のハートを射落とそうと商魂たくましい。

ここに京の三条の糸屋の娘のDNAが生きているのかも…(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-18 21:39 | おすすめスイーツ