車エビとブラックタイガーは絶対違うでしょ!

車エビとブラックタイガーは絶対違います!

先日、車エビを食べたいなあ!と思って、
本場 熊本県の天草からお取り寄せをしました。

残念ながら画像は取り忘れましたので申し訳ありませんが、
殻がついている状態ではそこそこの大きさながら、
殻をむいて身にすると大人の小指くらいの大きさです。

天ぷらにして食べてみると、さすが車エビという味わいです。

食道ガンの手術以降、天ぷらは苦手中の苦手ですが、
この車エビの天ぷらは別格で食べることができます(笑)

大きさも一般的なものは20~25g

その大きさでも送料別途で一尾300円

40~50gの特大なものは一尾600円

ブラックタイガーくらいの大きさになると特大サイズの車エビを
持ってこないとそれは誤表記ではなく、もはや偽装の領域だと思います。

しかも特大の車エビは通年獲れません。

ただし、今述べた車エビは国内産のお話し!

業務用では南シナ海で養殖されたものが安く手に入る場合もあるようですが、
これまた車エビ=国内産と認識してしまうのが一般常識だと思います。

それを通年、経費や場所代、人件費に利益を入れて、そこそこの価格で
提供されていることに不思議さを感じなければならないのです。

価格競争は一見消費者の利益に見えますが、実際にはかかるものはかかるのです。

よくお客様の手の届く価格帯に合わせろ!それが適正価格だ!という
無理な要望がありますが、果たしてそれが適正価格なのか?

今回の食品表示問題の根底には、適正価格の定義って一体何?という課題があります。

暴利はいけませんが、適正な原料を使って、適正な人件費や経費と開発経費や
設備改善などの原資となる適正利益を考えると、そこそこの価格になるのです。

それと実際に料理として出された場合、車エビとブラックタイガーでどれくらいの味わいの違いがあるのか?

おそらくプロの料理人が調理したブラックタイガーの料理と素に毛が生えた料理人が調理した車エビ料理。

果たしてどちらが美味しいのか?たぶん結果は言わずもがな…

これが芝エビとバナメイエビになってくると、プロの調理人が料理すれば、ほとんど見分けがつかないと思います。

素材を強調せず、料理名で、料理の味わいで勝負すればよかったのです。

その責めは行き過ぎた消費者のブランド信仰、盲信にもあると思います。

肩書があっても中身のうすっぺらい人間と肩書はなくとも人格・見識高潔な人間…

こういう場合、大半の人はレッテルで判断してしまいますよね!

まあ、結婚詐欺はこの心理をうまく利用して騙すようなもの…

最終的には自分の舌と見聞を広めて、何が正しいかを見極める眼力が必要かな?

中身の薄っぺらい食育ブームは萎んでしまいました。

本当の食育は自分の舌と見聞を広めて、何が正しいかを見極める眼力を養うこと。

食育は決してビジネスにしてはいけません。

食育に関する資格講座やそれを監修したりする人間を私は基本的に信用していません。

今度の和食の世界文化遺産登録にもいささか胡散臭さを感じています。

世界文化遺産=ビジネスみたいなものが先行しすぎている感があります。

先人が営々と築き上げてきた和食の伝統文化こそが文化遺産であるべき。

ブランド信仰、盲信に騙され、またそれに便乗しようとする流れがある中では
和食の世界文化遺産登録はいささか時期尚早だと思います。

ミシュランの星のついた料理人のつくる懐石料理ではなく、田舎のおばあちゃんが
作るふだん食だけれど深い素朴な味わいの郷土料理なら大いに賛成なのですが…(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-10-28 18:34 | 食の安全&表示