ふいご祭りとみかん

今日11月8日はふいご祭りです。

ふいごってご存知ない方もいらっしゃるかもしれませんので、
まずは“ふいご”についてのご説明が必要かもしれませんね!

ふいごとは金属などを製錬、加工するとき、火をおこしたり、火力を強めたりするのに使用する簡単 な送風装置

ふいごについては日立金属のサイトに詳しい説明がありますので、ココをクリックしてご覧下さい!

起源は15世紀半ば、鉄砲鍛冶が盛んであった堺で、伏見稲荷の御火焚の日(11月8日)に、
お札をうけて鍛冶場に祀る風習が起源だとか…

新穀、新酒、蜜柑、海の幸などを神にささげ、お下がりを参加者や近所に配る風習があります。

うちの祖父も堺でベアリング工場を経営していたので、昔からふいご祭りには“みかん”をお供えすることは知っていました。

本日が11月8日、頼んでいた唐津の小みかんがギリギリ今朝届いたので早速神棚に…

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江戸時代、紀伊国屋文左衛門が悪天候の中、紀州からみかんを運んで大儲けをした話はご存知だと思います。

実は、この話は“ふいご祭り”に関係しているとか…

紀州の天候が悪く、江戸でふいご祭をひかえてみかんが高騰している事を聞きつけ、
文左衛門は、3倍の手当てを約束して乗組員を確保し台風をおして蜜柑船を出航させたのです。

船に1200両分、7000篭の蜜柑を積み、命懸けの航海は成功し、蜜柑不足に悩んでいた江戸の町人たちは
大歓声をあげて文左衛門を迎え、蜜柑は、なんと原価の数十倍で売却。

この成功で文左衛門は材木商になり、押しも押されぬ大商人となって財をなしたのです。

今の時代は“みかん”も簡単に手に入るようになったものの、今回頼んでいたみかんが
何とか11月8日に神棚にお供えできるかハラハラでしたが、何とか間に合いました。

みかんが間に合った…紀伊国屋文左衛門にあやかって、何か大儲けできるきっかけにならないかなあ…(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-11-08 22:16 | 催事記