知の最先端

世界的な7人の識者にインタビューした内容をまとめた本!

それがPHP新書の“知の最先端”  

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最近NHK出版の“知の逆転”が評判を博しており、一瞬同じかな?と思ったくらい…

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7人の中ではシーナ・アイエンガ-の“選択の科学”や
クレイトン・クリスンテンセンの“イノベーションのジレンマ”を
読んでいたが、結構分量があるのと僕の理解力の
キャパシティー不足から途中で挫折していた(笑)

ところがこの“知の最先端”ではそれぞれの識者の
考えていることが、日本に対する視点というテーマで
インタビューに応じているので分かりやすい!

それぞれの主要な著作を読む前にこういったインタビュー本を
先に読んで、著者の考え方のアウトラインを掴むとその理解度は
高まるのでは…これが正直な実感。

シーナ・アイエンガ-が論じるように、我々日本人は
「間違った決断VSより正しい決断」という呪縛に陥ることが多い。

これから行う選択には限界があるかもしれないが、その限界が
具体化した時には、さらに決断をして、対応することができるかも
しれないと考えるのが最善策であると述べていることは至言。

まさに100の議論より1つの選択・実行といったところに通じるような気もする。

イノベーション、イノベーションと政治家の先生もよくおっしゃられるのだが
実際、イノベーションって何なんだ?と…

持続的イノベーションと破壊的イノベーション

ともすれば持続的イノベーション=イノベーションと理解してしまうと
日本企業のようにアップルに負けてしまう。

イノベーションには3つのパターンがあり、その3つをうまく循環させることが
できないことが衰退の原因につながる説明なんて分かりやすく、
このアウトラインを掴んでから、イノベーションのジレンマや
イノベーション・オブ・ライフを読むと、ああなるほどと!

3つのうち、かつての高度成長を牽引してきたエンパワリング・イノベーションの喪失が
日本企業衰退の原因なんてあたりは正鵠を得ている。

こういうインタビュー本はこれからの潮流になるような気がするが、
僕のような浅学の人間にとっては大いに歓迎するところである(ペコリ)
by mitsuketai | 2013-11-21 22:47 | おススメ本