2014年 02月 12日
まほろばのクリームパン
神戸の百貨店を中心に不定期で催事販売されているようです。
今回、たまたま運よく買い求めることができました!
絶品ですね!何と言ってもクリームがさっぱりしてしっとり濃厚…
何だかよく分からない表現かもしれませんが、ある意味この表現しか方法がないのです。
分かっていただける方には…、召し上がっていただいたら…
おそらくこの美味しさの表現は何となくご理解いただけると思います。
もっと具体的に申し上げると、あの有名なパックハウスイリエのクリームパンのクリームに似ています。
実はこのクリームパンを製造している“まほろば”は社会福祉法人なのです。
最近、よく6次産業化という言葉を聞きませんか?
6次産業化とは農林漁業者による加工・販売分野への進出を促進するなど、
1次産業たる農林漁業と、2次産業・3次産業との総合的かつ一体的な推進を図り、
農林水産物等の資源を有効に活用して、農山漁村地域における雇用の確保と
所得の向上を目指すことをいいます。
それはそれでいいのですが、ここに障害者を雇用する社会福祉法人による加工や
フリーターの社会的参加を促すことを絡めていけばなあ!とここ最近感じています。
もはや6次産業化ならぬ8次産業化
人口減少による労働力の減少が叫ばれていますが、障害者やフリーターという人材を
うまく活用できる仕組み作りができれば、障害者年金の支給どころか、彼らに所得が
発生すれば障害者給付の負担を減らし、障害者個人の生きがい、社会全体の活力に
通じると思います。
そうなってくると税金の支出は減り、障害者の社会参画が実現できて、
それこそ、税と社会保障の一体改革なんてならないかなあ!
障害者はコツコツする仕事は健常者より高い精度で仕事をこなします。
職場のいじめでパニック障害になった優秀なシステムエンジニアは
気長につきあっていけば、素晴らしいシステムを作り上げます。
そういうところに、行政の支援、しかも名目じゃなく実質的な支援を考えていただければ
もっともっとよくなると思います。
まほろばみたいに社会福祉法人の工場がこんなにおいしいクリームパンを作るのです。
こんなところに可能性を見つけていくことって素晴らしいと思いませんか(ペコリ)