おススメ本…好き嫌いと経営

ブログをお休みしている間に、結構、本も読んでいました。

おススメしたいなあ!と思うものの、文才の無さとあれこれも
お伝えしたいという無理な欲望が相まってなかなかアップできません(笑)

あくまで本は読み手それぞれが感じるものであって、何かのきっかけに
なればいいのかなあ…そう割り切っていかないとなかなか書けません!

今回おススメしたい書籍は「好き嫌いと経営」


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ストーリーとしての競争戦略で有名な一橋大学大学院教授 楠木健先生の著作。

とにもかくにも、戦略読書日記でハマって以来、ストーリーとしての競争戦略をはじめ、
楠木先生の本は片っ端から読み漁っているのも異常なくらい(笑)

ここからして、好き嫌いから始めてしまいました。

この本はご存知の方も、既に読まれた方もいらっしゃると思いますが、
楠木先生が14人の日本を代表する経営者やコンサルタントと
経営者の“好き嫌い”とそれがどう経営スタイルに反映されているかと
いったところを対談形式で解きほぐしていく内容。

対談されている対象も今が旬の方々ばかり!

経営スタイルや考え方にはそれぞれ似ている部分もあれば違う部分もある。

はっきりしているところと言えば、「何をやりたいのか」、「何をするのか」
「何をしないのか」、「何をしてはいけないのか」それが各自の基準で
決まっていて、しかも一切ブレないこと。

その究極みたいなものが好き嫌い!

そこがはっきりしているから、ここに登場される方は皆さん、
自分で考え、自分の言葉できっちり説明できる。

日本電産の永守社長は株主総会で全ての株主の質問に
自分の本音をズバリ!と裁いていく姿には爽快感を覚える。

当時ローソンの新浪社長がおにぎりのために米飯メーカーに
自ら赴いたり、脈絡なく関係のないことでグダグダしている
役員にはきついことをズバリ…

世の中にはこんな経営者もたくさんいます。

何も決断せず、チャレンジもせず、業績の悪さを世の中のせいにする経営者!

自分の保身や利益だけを考え、公器たる会社の使命を考えない経営者!

確かに、永守さんや新浪さんにはハードワーク、即断即決、厳しく冷酷無比みたいな
イメージもありますが、実際、きちんとしている者は評価するし、報いることもしっかり!

しっかり人間観察して、人を統率していくには、人間的魅力がなければならない。

八方美人な経営者、事なかれ経営者、厳しい意見に耳を貸さない経営者…

こういった情けない経営者は確かに好き嫌いを表に出さないかもしれない!

社員やお客様のことを考えると、それはズルいの一言に尽きる。

その点、好き嫌いをはっきりさせ、「何をやりたいのか」、「何をするのか」が
はっきりしている経営者がかじ取りする企業は強い。

しかも、その好き嫌い=「何をやりたいのか」、「何をするのか」が
それぞれ異なり、それぞれが企業文化、個性につながっている。

経営者も社員も客もそれぞれ、好き嫌いがある。

好き嫌い=「何をやりたいのか」、「何をするのか」、「何を求めるのか」

それぞれがその好き嫌いで選択して棲み分けをする!

全てを満足させることより、一定の支持してくれる対象に最大満足をもたらす。

そういう視点というか、ポリシーをきっちり見つめ直すことって重要かもしれません。

はたまた書評にはおぼつかないご紹介になってしまいましたが、
皆さんにも一度お読みいただくと何か、スッキリしたものを感じる1冊として
きっかけとしてお考えいただければいいかなあ(ペコリ)
by mitsuketai | 2014-08-12 18:58 | おススメ本