桃の見極めは難しいけれど…

果物の見極めは難しいと思います。

このブログではこれまで、できる限りマイナス情報の発信は避けていました!

しかしながら、マイナス情報もこれまた私と同じ憂き目に遭わないための
情報としては読者の皆さんにも少しはお役に立てるのかもしれません。

今回、これまでハズレがなく信用していた、通販サイトでものすごくそそられる内容だったので
山梨 大藤の浅間白桃を取り寄せました。

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うたい文句はこんなものでした! 

「桃の品種で最も美味しいのは浅間白桃」 農家や青果市場関係者はそう口を揃えます。

『浅間白桃』は桃の中でも最も暑い時期に出荷される品種で、食べることが出来るのは
1年のうち2週間と限られた期間のみ。

毎年、産地ではこの桃を求めて行列が出来るほどの人気品種です。

しかし現在、浅間白桃は市場から消えつつあります。

元々この品種の栽培方法は、非常に難しく、育てるためには高い技術力はもちろん、
厳しい管理をしなければならず多くの手間暇がかかります。


こんな文言を見て、これまでハズレがなかったので安心してしまいます。

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しかもメルマガでこんな追い打ちの文面が来ると、信じざるを得ない気持ちに…

山梨の生産者の誰に聞いても、《この桃が一番》というから凄いです。

 『浅間白桃(あさまはくとう)』という桃なのですが、
 栽培が難しく、産地から消えようとしています。

 今年、山梨の生産者に会いに行ったとき、
 去年まであった浅間白桃が根元から切られていました。

 切った本人はそれでも、「浅間白桃が一番美味い」と言うのです。

 私は青果物の仕事を始めて1年目で、この桃が一番美味しいと
 思ったのですが、誰もがそう感じる程に凄い品種です…
 今を逃すと来年まで出会えません。


\今を逃すと来年まで会えない/★最上の桃『大藤の浅間白桃』

箱には秀品の押印があり、担当者も試食し、糖度センサーで糖度を計り、
一定水準を満たした桃を選果した上出荷されているとのことでした。

生鮮品の為、個体差もあり、食味については、個人差もあるため…

こんな言い訳めいたことが回答の前面に…

フルーツの見極めは難しいのは百も承知です。

ただ、色々なものを食べ比べてきた結果、これはどうも誤差の範囲では済まないと…

あくまで自己責任で判断し、購入したのは私の責任です。

返金も代替品も要りません。

もちろん、たまには判断を誤ったり、天候の加減で試食した時と
実際出荷した時では味が変わっている場合もあります。

果物の場合、糖度センサーは糖度の尺度を測るものであって、
旨さを決める糖度と酸度のバランスまで見極めることはできません。

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ただ、今後も取り寄せて大丈夫かどうかの確認というか、意気込みを
確認したかったのですが、どうも回答は紋切り型なのです。

ちょっとしたことで思わぬ本音が出たりするものです!

あれもこれも聴いていては利益も業績も上がらず、業績にも影響します。

看板や信用をどういうバランスで守っていくかは実に悩ましいところ。

買う側の論理、売る側の論理、どこに比重を置くか…

他山の石として留意しなければなりませんが、この点に対する明晰な答えは見つかりません。

でもメルマガの文書では青果物を担当して1年云々!

1年生社員如きに自信満々に語らせる通販会社も通販会社ですが、
こちらもよく文章を読んで、経験の浅い1年生の説明を鵜呑みにしたこともミスかな(苦笑)

だからこそ、売る側も知ったかのような返答するのではなく、もっと謙虚に
反省の弁を伝えてくれれば、納得もしたし、気持ちもよかったのに…(残念)
by mitsuketai | 2015-08-21 17:45 | 野菜のソムリエ