美味しい春の便り!それぞれの家庭の味

この時期になると、あちこちから春を告げる便りとして、
あちこちからいかなごのくぎ煮をいただきます。
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※画像は明石市のホームページより引用させていただきました。

そもそもいかなごって何?

正式名はスズキ目イカナゴ科
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日本各地の内湾の海底が砂地の水域に生息し、昼間は
中層の浮遊性甲殻類を食し、夜間は底層で休息する。
塩分の濃度や水温の違う二つの海水が交わる潮目で群れを作って
集まり、えさを活発にあさるそうです。

潮の目に塊(かたまり)になって泳ぐことから漢字で『玉筋魚』
別名、春を告げる魚という意味で『春告魚』、関東では『小女子(こおなご)』と
呼ばれています。

そのいかなごが関西でのもっともポピュラーな食べ方が
しょうゆ、砂糖、生姜を使って佃煮風にする『くぎ煮』です。
その形が『錆びた釘』に似ていることから名づけられています。

毎年、春のこの時期になるとくぎ煮をいただきます。

まずは、会社の後輩(実家が明石の漁師さん)の奥さん
お手製のくぎ煮!
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これは、程よい、生姜のピリ辛としょうゆの甘辛さのバランスが
うまく整っています。

次に、うちの母親の叔母からいただく、くぎ煮
(おいしいもの見つけ隊の創設からお世話になり、名誉顧問に
 なっていただいています。)
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このくぎ煮はいかなごの味そのものを生かすべく、あっさり、やわらかく
味付けされたくぎ煮です。散りばめたゴマの風味がアクセントになっています。

いずれもありがたいのが、添加物を一切使用しない手作りであること。
味付けがコテコテでなく、あっさり風味であることです。

これをあったかご飯にのせて食べると味は格別です!

このいかなごのくぎ煮をいただくと、春の香りを感じます。
(関西では、奈良 東大寺のお水取り、選抜高校野球が春の到来を
 告げるといわれていますが、食の面から言えば、いかなごのくぎ煮も
 春の到来を告げます。)

しかしながら、ふと感じることが…
各家庭でいかなごのくぎ煮の味わいが微妙に違うこと!
そして、同じご家庭でもいただく毎に微妙に味わいが違うこと!

いただく毎に、微妙に違う美味しさを楽しめるのもこの時期ならではの
楽しみのひとつです。
by mitsuketai | 2006-03-20 20:20 | おいしい逸品