2007年問題と金型大学院

2007年問題 これは団塊世代の大量退職問題です。

この大量退職問題は色々な側面があります。

団塊世代の退職はリタイア後のライフスタイル需要が
高まり、退職金の使途も含め、経済が活性化されると
いう側面があります。

もう一方で、大量退職による技術力や産業力の
低下といった負の側面もあります。

企業の中には、カゴメのように退職者を再雇用して
若手とチームを組みながら、ノウハウの継承を
進めているところもあります。

そんな中で、岩手大学が金型の技術者を
養成するいわゆる金型大学院を創設しているのも
衆知の事実です。

金型は日本の誇る技術で、最近中国の金型技術の
精度が高まってきているとはいえ、まだまだの感が
あります。

例えば、ガラス瓶の精度はアメリカも含めて、
製瓶技術は日本がトップクラスです。

実際、X線写真を通して、ガラス瓶の精度を
検査したことがありますが、比較の仕様もないくらい!

この精度の良し悪しは金型にかかっています。

その他に、橋梁技術や高炉の築造技術も含め、
日本が世界に誇るお宝技術はたくさんあります。

団塊の世代の方々の技術を知的財産として保護し、
そのノウハウをまとめて、知的財産のソフトを輸出して
財源を稼ぎ、技術の継承と元気な退職者の方々の
雇用運営費用にすることができないかと思います。

今、技術をお持ちの方々が元気なうちに、国家的戦略を
持って対応しないと、先人が営々と築かれた財産が
費消してしまうような気がしてなりません!
by mitsuketai | 2006-04-20 21:13 | ビジネス