JTBの変身と地域特化型旅行

日経MJによると、JTBが4月1日付で持ち株会社に移行という
記事が掲載されていました。

北海道や九州など地域ごとに事業会社を置き、ネット通販など
市場別の専門会社を設置。

マスマーケット層である中間層に、多くの人が好みそうな
旅行商品を提供するビジネスモデルと決別し、細分化する
個々の顧客ニーズに対応するそうです。

その中で気になる内容をいくつかご紹介!

4月下旬から自治体に売る『修学旅行で街を変えるプログラム』
この商品は高校生の修学旅行向け商品で、実際に街おこしを
学ぼうという商品と記事は書いています。

今回の行き先が観光をキーワードに成功した佐賀県唐津市呼子町

記事は自治体に売るとされているが、JTBの活動は自治体を
通じて地域の高校に販売するのか、それとも観光先の自治体に
集客モデルを提案するのかイマイチ不明。

しかしながら、これからは地域の自治体と観光協会が主体と
なってプランづくりをして、大手旅行会社や自治体のホームページを
使って売りこむことを考えてみてはいかがですか

JTBは現に呼子町以外に新大分物語あったか南九州という
自治体や関係機関とタイアップした商品を企画しています。

次に九州は域内旅行の需要が高いということ。
従来のJTBの東京中心の体制では地域の実情と
ニーズがつかめなかったようで、地域本部制で、
チャンスロス(機会損失)を防ぐ効果もあります。

雲仙のホテルの予約を条件にした福岡ー雲仙の
格安バス乗車券の販売は好評とのこと。

また、東北では農閑期の添乗員付きバスツアーが大人気!
東北の最大の需要期にニーズの高い低価格商品を投入した
ことが成功の秘訣!

ここで分かることは、夏場の観光シーズンや大型連休、
年末年始、冬のスキーといった最大需要の固定観念に
ばかり縛られていてはダメということ。

いかに、最大需要の時期以外に集客できる仕組みを
考えるか、そしてそのネタは案外身近にあるような気がします。
まさしく『灯台もと暗し!』

そのためには、様々なニーズを耳と眼と足で確かめる
生きたマーケティング調査が必要であることは言うまでも
ないと思います。
by mitsuketai | 2006-04-27 21:26 | まちおこし