2006年 05月 22日
宮廷女官 チャングムの誓いに学ぶ!
結構ハマッています。
もちろん、主演女優のイ・ヨンエさんの芯の強い、清楚な美しさに
心を奪われていることもありますが、実は別の意味でも
この番組に注目しています。
まず、チャングムが宮廷内の権力闘争のために父母を殺され、
師と仰ぐ女官も無実の罪をともに着せ掛けられて流罪の途中に
死に別れても気丈に、前向きに立ち向かう姿勢に心打たれます。
その度に嘆く前に、自分の持っていることから何とか解決方法を
見出す姿は非常に勉強になります。
今、放映は無実の罪を着せられ、済州島に流罪になったところを
放映中です。
これから済州島で出会った医女の指導を受け、最後は王の侍医にまで
上り詰めます。
朝鮮王朝で実在した大長今(テ・チャングム)=偉大なるチャングムと
呼ばれた医女がモデルといわれています。
この番組の中で医食同源の考えに基づいた食事のシーンが出てきます。
身体を治すのは、食べ物が大事という思想が根底に流れているため
元は宮廷料理人の女官というフィクションから設定されています。
事実何回か前の放送で、明の使者に対して、カロリーの高い美食より
カロリー控えめの薬膳料理を出すシーンがあります。
使者は最初のうちは怪訝な顔をするものの、長年の身体の不調が
改善され、最後には感謝されるくだりがあります。
食べ物を口にしただけで、材料がすべて分かるなんてすごい達人です。
(隊長もこんな美人で、料理のうまい人、嫁さんにほしいくらいです(苦笑)
実は、これが食育に応用できないだろうか?ここが注目ポイントなのです!
色々な食材の味が分かる、甘い、辛い、苦い、酸っぱい、しょっぱい
こういった感覚は子供の頃に躾けておかないと無理です。
こういう教育は母子ともに学ぶ必要があります。
このドラマの中でも母親がチャングムに体調に応じて、
甘い水、あったかい水、冷たい水を使い分ける教育をしています。
幼少期のこういった教育が大人になってから役に立ちます。
『宮廷女官 チャングムの誓い』本当に楽しく勉強になるドラマです!