2006年 06月 03日
『あんぺい』ってどんな食べ物?
あります。
関東風のはんぺんに形は似ているようですが、
はんぺんがどちらかといえばふわふわなのに
対して、かまぼこよりは少しやわらかい程度の
ツルンとしたシコシコ感があります。
では、ここであんぺいとはんぺんの違いを
ごく簡単に説明しておきます。
あんぺいは魚のすり身を丁寧にやわらかく練り上げ
蒸したもの、これに対してはんぺんは山芋などの粉を
つなぎに使って、ふわふわ感のある柔らかさに仕上げています。
しかも、あんぺいは鮮度のいい、白身魚を使わないと
できません!
このあんぺい、夏場は冷やして、わさび醤油で食べます。
また、京都の料亭ではすまし汁の具材としても
使われています。
一般的には白いあんぺいが主流ですが、
上面が青海苔風味のものもあります。
夏場の暑い時期、風鈴の音を聞きながら、床机の上に
あんぺいを肴に冷酒を一杯なんていかがですか?