村上世彰氏に思うこと!

今日の話題のひとつに村上ファンドのことを上げざるを
得ません。

11時からの村上世彰氏 記者会見はある意味衝撃的でした。
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※画像 時事通信配信のものを借用

関西人として、タイガースファンとして『村上ファンド何をするねん!』と
ずっと思ってきましたし、東京スタイルの内部留保を株主に還元せよと
経営陣に詰め寄った時にも『内部留保がなければイザという時、
どうするねん!企業存亡の時に備えて必要やろ!』と思っていました。

昨今の企業を見てもアスベスト問題の補償や不良品の商品回収問題、
海外との特許紛争など、いつ企業運営に支障を来たしかねない問題に
対して、ものすごい資金が必要になることを分かっているのか?

そんな時には、内部留保がなければ資金ショートして、たちまち
企業存続自体が危うくなるのに…

そして、企業の業績と安定がなければ、株主価値も低下する
だろう、そんなことも分からず、何が株主提案とも思っていました。

様々なことで不満もありましたが、よく考えてみると、株式を取得して
株価を高いところで売却して利益をとる、これも株式市場の
ルールとしては何もおかしいことはないのです。

株式市場に上場するということは、リスクと引き換えに
企業が資金調達をする手段ですから、企業にもリスク管理
する責務と資金を提供してくれた株主に配当を支払うのは
当然であり、株という証券の流通もリスクとしては当然の範囲です。

確かに、今回は証券のプロとしてインサイダー取引という
ルール違反を犯したのは問題ですが…

事実。今日の記者会見でも、一般人との違いは故意はなくとも
構成要件に該当すれば証取法違反は違反としてインサイダー取引に
該当することを認めたこと!これはホリエモンとの決定的な違い!

賛否両論はあるにせよ、今回の会見はキチンと論点を整理して
逮捕前に説明したことは、ある意味評価してもいいのでは…

ただ、村上氏が阪神株を買い占めた意図は一体どこにあったのか?
なぜ、最近になって株式保有目的を純投資から経営目的にしたのか?
彼の一連の行動は何を目的としていたのか?

彼の一連の行動に至った情状をきちんと解明してもらいたい!
それをしないと、これからも株式市場や投資ファンドに対して
誤った判断がはびこるような気がしてならない!
by mitsuketai | 2006-06-05 20:30 | ビジネス