2006年 09月 01日
ぶどうもちって、ブドウが入っているの?
ブドウの果実をお餅でくるんだお菓子を想像しちゃいませんか?
甘味たっぷりの巨峰を羽二重餅でくるんだ商品があってもいいなあ…
残念ながら、ここでご紹介させていただく、ぶどうもちにはブドウは入っていません!
あしからずご了承下さい(ペコリ)
実は、今回のぶどうもち!東讃地区(香川県東部)の郷土菓子です。
何軒か作っておられるところがありますが、JR高松駅の売店などで
買うことができるのが、JR高徳線、三本松駅前の巴堂さんのぶどうもちです!
毎回、祖父の墓参を行った際には、ここ巴堂のぶどうもちを必ず買う
ことにしています。
このぶどうもち、小豆と名産の和三盆糖だけで作ったこしあんに
小麦でんぷんで作った皮でくるんで、蒸した甘さ控えめの素朴な和菓子です。
見た目はあまりよくなく、日本一の珍菓で、評価は分かれますが、
東讃地区に縁のある人には大人気で、初めての方でもハマる人はハマります(笑)
名前の由来は、ブドウのように見えるからという説もありますが、
武運と身の安全を祈った武道餅に由来しているといわれています!
ただ、このお菓子、重大な弱点があります(苦笑)それは日持ちがしないこと!
特に夏場は真空パックにしても宅配ができません!
全国に広まらない理由のひとつは、ここにあるのかも…
高松市役所の前にも支店があり、そこでも買うことができます。
控えめなあんこの味が好きな方はかなりハマる珍菓です!