たんぱく加水分解物と食品表示!

食品の表示を見ると、原材料に“たんぱく加水分解物”という原材料名を
目にすることがあります。
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このたんぱく加水分解物って、一体何だろうと思いますよね!
ごく簡単に言えば、うま味成分のことです。

うま味成分には、アミノ酸、たんぱく加水分解物、○○エキスと3種類が
あり、それぞれの意味は農水省が消費者の問合せについて回答していますので、
ココをクリックしてご覧下さい。

アミノ酸は食品添加物、たんぱく加水分解物、○○エキスは食品と
されています。たんぱく加水分解物はたんぱく質を塩酸などで加水分解
するという単純な工程とアミノ酸以外の成分も含んでいるとの理由から
食品となっています。

食品加工の点から考えると、どうしても、あとひと味足りないと感じる時に、
アミノ酸、たんぱく加水分解物、昆布エキスのような○○エキスを使う場合が
結構あります。

ここで、特に特定食品にアレルギーをお持ちの方にとって気になるのが、
何を原料として、たんぱく加水分解物が出来ているかだと思います。

たんぱく加水分解物の原料は大豆や小麦など植物性たんぱく質、
動物なら加工肉の余りの部位や骨などの動物性たんぱく質と多岐に
渡っています。

ご存知のように食品衛生法では原材料の一部に小麦やそばなどが
含まれる場合はその旨を記載することになっていますが、できれば
たんぱく加水分解物(大豆を含む)のような記載が望ましいと思っています。
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その理由は、それぞれの原材料が何を由来としているかを記載検討
することで、表示もれを防ぐことができます。実際、たんぱく加水分解物としか
記載されておらず、乳由来であることが分からず、アレルギー症状を
発症した例もあります。

その点、きちんとした表示をしているメーカーの商品の表示を確かめて、
疑問があればメーカーに聞いてみることもひとつの方法です。

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by mitsuketai | 2006-09-17 18:01 | 食の安全&表示