サッポロはどこに行くの?

あのスティールパートナーズがサッポロHDにTOBによる買収を提案!

この記事が世間を賑わせています。

彼らの目的は買収をちらつかせて、恐怖心をあおり、他のビール
酒類メーカーに統合を持ちかけ、高値で売り渡して利益を得ることは
明々白々。

5月の三角合併解禁に向け、買収が横行すると、企業は
本来しなければならない営業活動に専念できなくなり、大変です!

アサヒビールは早速、統合を否定していましたが、どこかの
メーカーとの経営統合はもはや避けて通れないと推測します。

では、その相手はアサヒビールかキリンビール、それとも株式非上場の
サントリーのいずれか、それともまったくの伏兵か?

ビール・発泡酒のシェアを考えれば、サントリーと統合して3・4位連合を
形成して、トップ2に肉薄かな…

キリンがかつてのガリバー的独占の復活を期して、経営統合?

それとも、揺ぎないトップの位置を目指したいアサヒがサッポロを抱き込む?

商品構成上から考えると、ビールでスーパードライというスター商品を持つ
アサヒが、これまた発泡酒でドラフトワンを持ち、清涼飲料でイマイチ弱い
サッポロを統合することになる公算が高いと予想しますが、当たるかな?
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以前、酒類にも関わっていた関係で、各社の発泡酒を飲み比べしたことが
ありましたが、個人的には、やはりサッポロのドラフトワンは秀逸と思います。

でもよくよく考えてみると、この両者は1949年過度経済力集中排除法、
いわゆるGHQによる財閥解体で分割されるまでは大日本麦酒として
ひとつの会社であった歴史があります。

はたして合併するとしても、今度は独占禁止法に抵触しないのか
ある意味、そこもみどころかもしれません。
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GHQという外圧で分割され、これまた外資という外圧で統合を余儀なくされる!
数奇というか、おかしな話で、振り回されています。

西欧の考えは合理化のもとに統合するのが好きですが、東洋の考えでは
共存共栄、生物の世界では多様性がないと、面白い発想は出てこないし、
すべてが同じ考えになると、恐竜みたいに絶滅してしまう恐れがあり、
危険だなあと思うのは私だけでしょうか?
by mitsuketai | 2007-02-16 20:15 | 社会問題