都会のオアシスその2 神戸 相楽園

神戸のJR元町から山側に上がって、兵庫県庁からまだ山手側に上がると、
日本式庭園である相楽園にたどり着きます。
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あの賑やかな神戸の元町界隈からたった20分程度歩くだけで
都会の喧騒を忘れさせてくれる都会のオアシスが出現!
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ここはソテツでも有名な庭園で、神戸にこんなところがあったのか!
と思わず、そのミスマッチぶりに気付かせてくれます(苦笑)
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この庭園は神戸市長であった小寺謙吉氏の先代小寺泰次郎氏が明治18年頃築造 に着手し、明治末期に完成させたもので、国の登録記念物にもなっています。
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今、この相楽園は神戸市の管理になっていますが、この広大な屋敷を
小寺謙吉氏が心血を注いだ三田学園を守るため、その代償として
あえなく売却に至った話はよく知られているいきさつ!
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小寺泰次郎氏は幕末 三田藩最後の藩主 九鬼隆義氏に重用され、
白洲退蔵氏ともに『三田の二タイ』と呼ばれ、三田藩の危機的財政を救い、
明治維新後も活躍した人。

ちなみに白洲退蔵氏のお孫さんがあの有名な白洲次郎氏

戦前にあった大邸宅は戦災にて焼失し、欧風スタイルの厩舎
(昭和45年6月重要文化財指定)、塀および各門がその面影を残しています。
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この庭園は周りをビルなどに囲まれたエアスポットみたいな感じですが、
造営された人のセンスがそこかしこに息づいていて、ホッとした気分にさせてくれます。

この庭園の粋な部分を見ていると、白洲次郎のセンスの素地もこういう
ところにあったのかなあと思います。
by mitsuketai | 2007-04-07 11:32 | 都会のオアシス