夢のような保存技術!

みずみずしさや栄養をほぼ新鮮な状態と同等程度に
保つことができればどんなに素晴らしいことだろう!

その課題についてはいつも注意深く情報を見ています。

そんな中で今朝の朝日新聞の朝刊に載っていたのが
CAS凍結低温スチームという技術。
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詳しい説明は上のそれぞれの用語のところを
クリックしてご覧いただければと思います。

通常の冷凍技術は表面から凍っていくため、
熱が細胞内に閉じ込められるため食材が変質します。

また細胞内の水分が凍結・膨張した氷が解凍時、細胞壁を
破壊して、うまみみ成分がドリップとして出ます。

この問題点を解決するのがCAS凍結!

そして、蒸しても野菜のシャキシャキ感や栄養成分が
フレッシュな状態やまるで生卵みたいでも濃い味…
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(※この画像と低温スチームとは関係ありません!)

こんなことを可能にするのが低温スチーム!

調理上でもスゴイが、この両技術の素晴らしさは
旬や採れたてにできる限り近い状態で保存ができること。

最も美味しい時期に収穫したものを保存することで
端境期に高く売れたり、豊作時に安い価格で収穫したものを
保存できることで、価格的にも数量的にも安定した供給が
可能になります。

この技術が普及すれば、豊作貧乏でせっかく育てた
野菜や果物をトラクターでつぶすもったいない光景
見なくても済むと思いませんか?
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これは農家にとっても生活者にとってもありがたいこと!

農業経営を安定させるためには、収穫量や価格、仕事量の
山と谷の差を極力小さくすること、これは私がいくつかの
製造業の現場を通して、体験したことと全く同じ!

できれば、地域毎にこの加工処理施設を作ることに
農水省をはじめとする行政を補助金を出して支援してもらいたい。

農家の経営的安定、品質の安定、そしてひいては食糧自給率
向上の切り札として考えていただけたらと思います。
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日豪や日米のFTAがこれから本番を迎えます。

農業の大規模化ばかりに目を向けるのではなく、農村地域全体を
ひとつの組織体として活性化させることに指導と補助を進めていかないと、
日本の農村はゴーストタウン化する危険性があると思うのですが…(苦笑)

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by mitsuketai | 2007-04-27 21:58 | サイエンス