2007年 05月 06日
ヒットは地方で見つけよう!
ちなみに先日NHKの番組で、島根県は日本一、地図で位置が
分からない都道府県という変なお墨付きをもらっていたようですが…
(隊長から言わせれば、これは教育現場や家庭と本人の怠慢!)
このラパンというスーパーは地方の中小スーパーでありながら
品揃えは紀ノ国屋や三浦屋にヒケをとらないばかりか、このご時勢で
粗利31%の実現はすごいのひと言!
海外の商品も東京よりも早く店頭に並んでいることもあるとか…(苦笑)
このスーパーの凄さは自社で惣菜工場まで作ってしまい、レトルト米飯に
至っては大手でもクリアーできなかった、あの炊きたてのふっくら感を
実現する技術を開発したとか…
その上、まかない屋ブランドとして冷凍惣菜を作って、
全国の百貨店でも販売…
これが、首都圏や京阪神じゃないんですよ!申し訳ありませんが
NHKの番組でその場所が全国一分からないと評価された島根県なんです。
七田先生の教育研究所や、世界的な義肢メーカーはもちろん、
あの縁結びの総本山 出雲大社も島根県 出雲市なのです。
そして、何と言っても松江市は美味しいお菓子の宝庫!
世間の人は出雲大社はご存知でも、島根県がどこにあるか分からない…
なんと失礼なことだとは思いませんか?
少々脱線しましたが、よく流行の店舗や業態を東京に見学に行かれますが、
ある意味、東京に出てきた段階では成熟期だと思います。
東京で流行るのは当たり前、人口が多いから当然で、最初は物珍しさで
流行りますが、廃れるのも早い、その点、人口の少ない地方で
足腰をしっかりしてきた業態やビジネスモデルは案外強い!
成長曲線で言えば、導入期後期から成長期初期に地方で骨格を固めている。
100円ショップの第一号店は高松だし、ユニクロの出発も山口県 宇部市、
ジャパネットたかたは長崎県の佐世保、最初の通販は福岡の明太子のやまや…
東京ミッドタウンもいいけれど、ビジネスのネタを探すなら地方がおススメだし、
成功には東京も地方も関係ない!というのが今日のお題の結論です。
書を捨て、街に出よう!ならぬ、都会だけじゃなく、地方を見直そう!
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