2007年 05月 23日
この時期、なぜはしかが流行る?
今から40年以上前のちょうどこの時期に隊長もはしかを経験しました。
当時は幼稚園に行きかけた頃で、出席の度に押印してくれる
5月のかぶとのマークと6月のアジサイのマークが
それぞれ半分ほど真っ白になっていたことを鮮明に覚えています。
当時は予防接種なるものはなく、早いうちに罹患しておいた方が
軽くて済むということでしたが…現実はそんなに軽くなかった(笑)
ではなぜこの時期にかかりやすいのか…
諸説は色々あると思いますが、隊長の独特の動物的カンによると
新入生がよくかかる5月病と同じではないかと推測しています。
5月になると急にだるくなったり、無気力になったりしますよね!
寒い時期から暑い時期に移行する途中で、身体の調節が
なかなか難しくなるのと同時に少しほっとするのがこの時期。
梅雨までのつかの間のさわやかな季節ですが、
逆にエアポケットみたいな季節であるともいえます。
このほっとしたところで、それまでの緊張感がほぐれ
免疫力も緩んだところにはしかウイルスが入り込む…
5月病も少しほっとしたところに、自分を見失ってしまう点も
よく似ているような気がします。
はしかも5月病も一度罹患して免疫ができれば問題はないが、
こじらせると命取りになるのもこれまた類似している。
しかもこれといった治療法がなく、罹患してしまえば
最終的には自分の持つ自然治癒力に頼るしかないところまで…(笑)
罹患しないことに越したことはないけれど、うまく罹患して
軽く治すことができたら、あとは免疫がついて丈夫になる…
はしかワクチンがない我々の世代にとっては、はしかも
5月病と同じで乗り越えるしか方法がなかったのかなあ…(苦笑)