野菜について考える…野菜が腸の健康を守る

今日は野菜について考える3部作の最終回です。

今回は野菜の摂取が皆さんの身を助けるお話しをします。

ところで皆さんは憩室(けいしつ)という言葉をご存知ですか?

分かりやすく申し上げると、大腸壁や結腸壁の一部が外側に膨らむこと。
腫瘍やポリープが腸の内側に膨らむのに対して、憩室は外側に膨らんだくぼみ
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下痢と便秘という便通異常、特に便秘で便が溜まると、そこで腸管内の圧力が
上がるために、腸管の弱い部分から粘膜が袋状に飛び出した状態になります。

そのくぼみに便が溜まるようになると、炎症を起こし、ひどい場合にはただれ、
腸壁の筋肉層に通っている動脈を傷付け、大量出血につながります。


うちの親父の今回の出血は内視鏡検査の結果で
S字結腸にあった多数の憩室が原因であったことが判明!

この憩室は高齢者に多く、加齢と食の欧米化が原因のひとつとも…

特にS字結腸(自分のお腹の左側)の部分に憩室ができるのは
典型的な肉食過多、野菜摂取不足の高齢者に多いとも…

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うちの親父、完璧な野菜きらいの肉食獣(笑)
やはり、因果応報!原因があって結果があるのです。

今回、一時出血がひどく、輸血をしましたが、おかげさまで快方に…

出血がひどい場合は、心臓に負担がかかり、最悪死に至る場合も!

そうならないためには、野菜などの食物繊維を十分摂取すること!

食物繊維をしっかり摂取することは、まずは便秘の予防に、
それは憩室を作りにくくすると同時に、炎症の原因となる便を
憩室に溜めないように掃除することにもつながります。
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便秘を軽く見てはいけませんし、野菜を摂取しなくても不自由はない、
野菜が身体に必要なんてピンと感じない…


そうした考えは危険ですよ!
目の当たりに野菜の重要性を認識した野菜ソムリエからの警告です!
by mitsuketai | 2007-07-12 07:26 | 野菜のソムリエ