本当に景気はゆるやかに回復しているの?

日銀の福井総裁は、日銀の政策決定会合後の会見で
『景気はゆるやかに回復している…』

これって、果たして本当だろうか?

日銀の政策決定会合のメンバーは、市中の景況感を
本当にご理解いただいているのだろうか?

景気っていうのは、数字もさることながら、国民ひとりひとりの
実感というか、感覚も見ていかないと…把握できないのでは!

大田財政担当大臣が与謝野前官房長官に、タクシードライバーの
生活環境に、どこまで分かっているのか!と一喝されて、説明できなかったとか…

ところで、なぜ、こんな話をするのか?

実は大阪の中小企業の経営者の方々とお話ししていて、
年末までに何件倒産するのか?こんな話題ばかり…

民事再生法申請や噂のある企業情報も飛び交っています!

電車の乗客の激減や人の往来の少なさ、財布のヒモの堅さや
相次ぐ食品の値上げによる家計の直撃、税金や医療費負担の増大!

ホントどこまで理解されて、『景気はゆるやかに回復している…』と
おっしゃっておられるのか?どなたか福井総裁に質問してもらえませんか(笑)

今日もニュースで新潟のJAが農家からのコシヒカリの買い入れ価格を
60Kgで一気に16,000円から10,000円へ一方的通告!

これじゃ、農家はコメ作りを放棄して、日本の農業崩壊の事態に…

政府首脳も霞ヶ関の官僚も日銀のお偉いさんも、現場を回って
どう考え、どう対策を打つか、レポートを出してもらって、
国民に賛否を問うてみてはどうでしょうか?

まさしく『書を捨て、街に出よう!』

そうすれば、国会での足の引っ張りあいをしているより、
もっとしなければならないことが見えてくるんじゃないのかなあ…(怒)
by mitsuketai | 2007-10-11 22:37 | 社会問題