バイオエタノールの問題点!

バイオエタノールってご存知ですよね!

このところ、ニュースでバイオエタノールが話題になっています。

バイオエタノールとはサトウキビのかすや廃木材、
大麦やとうもろこしなどの植物原料とする、エタノールのことです。

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では、なぜバイオエタノールがこれだけもてはやされるのか…

その基礎となる考え方が、カーボンニュートラルという発想!

植物が育つ過程で、光合成の際に吸収した二酸化炭素を、
燃焼時に再度排出すると考え、二酸化炭素の排出が±0とする発想です。

猫も杓子も二酸化炭素の排出量を削減できると躍起になっています。

ところが少し考えてみて下さい!

アメリカでは食糧穀物としてのとうもろこしを、ブラジルではさとうきびを
転用したり、オレンジをさとうきびに転作をしています。

地球全体規模で見ると、飢餓に苦しんでいる地域も多く、
穀物は不足しています。

そんな中で、食糧用の穀物などが燃料として持っていかれているのです。

カーボンニュートラルと言っても、エタノールに転用しなくても
食糧用で栽培している時と二酸化炭素の吸収量は変わっていません。

ガソリンの代替にバイオエタノールとして、植物を利用するということであれば、
新たに栽培地域を増やしたり、収量を増やさないと、ガソリンの代わりに
エタノールを使うことによって、二酸化炭素の排出量が減ることにはなりません。

間伐材を利用するとか、耕作放棄地にエタノール原料になる作物を
栽培していかないと、意味がありません。

新たに緑化促進にもなり、その分、光合成による二酸化炭素の吸収量が増え、
ガソリンの代替に使うことで、ようやく相対的に二酸化炭素の排出量を
減少させることができるのです!

今、日本ではコメ農家が米価下落で立ち行かなくなっています。
年々、耕作放棄地が増加の一途をたどっています。

そこで、こんな提案をしてみたいと思います!

耕作放棄地や減反の水田にバイオエタノール用の多収量米を栽培してみては…

水田が持つ、二酸化炭素吸収機能や環境保全機能が働きます。

水田を耕作することで、農業生産活動が維持できます。

バイオエタノール用の多収量米の収入で米価の補填ができます。

耕作放棄地がなくなることで、集落や農村部に活気が生まれます。

コストの面や技術の面でクリアーすべき課題は多いと思いますが、
早い話、コメや麦は清酒や焼酎、つまりアルコール発酵させると
立派なエタノールになります。

農業の大規模集約化も、農家の個別補償も大事ですが、
それより、我々の先祖が守り続けてきた稲作文化で
バイオエタノールができれば、これほど素晴らしいことはないのでは…

こんなことを思っていますが、皆さんのお考えは…
by mitsuketai | 2007-10-20 09:58