原油価格高騰のウラを読み解く?その4

ここ最近の原油価格は昔習った需要と供給のバランスで決まっていません。

サブプライムローン等から行き場を失った投機的資金が呼び水となって
アラブ等のオイルマネーや経済発展著しい新興国の投機的資金も
加わって、カーニバル的な相場になっていると言っても過言じゃないくらい!

1バレル130ドル台の原油価格、そのうち100ドルくらいで高止まりすると思います。

ここで投機的集団が儲けた資金で今度は穀物を中心とした食糧の相場が
異常な高値を示す時期がそう遠くない時期に到来するかもしれません。

アメリカ、いやアメリカを牛耳っているであろう集団は、世界から資金を
集める仕組み作りの才に長け、しかも自分たちがイニシアチブを獲りたい、
いや獲らなければならない…と想像しています。

その時に、農業国でもあるアメリカが穀物を牛耳って覇権を取ろうとする
考えもある意味、当たっているような感じがしています。

干ばつやバイオエタノールというニュースにかこつけて、自国の穀物を
中心に相場を押し上げるために、今回の原油急騰で儲けた資金で
同様に穀物相場を急騰させ、アメリカの優位性と資金調達を考えている…

今や、アメリカは生産よりも仕組みを作って、いかに消費を増やせるかを考え、
国民のかなりの部分は消費を生活の中心に位置していると思われます。

インドはITで、中国は世界の工場といわれる製造の拠点。
これらの影響で発展してきた経済も、アメリカへの輸出が出発点!

そのアメリカ経済が減速してくると、アメリカの消費頼みの経済発展も
おのずと陰りが見えてくるのは否めません。

インドや中国のアキレス腱は今や、食糧の輸入に頼らざるを得ないことです。

アラブの産油国の国々も食糧確保のある部分輸入に頼っています。

アメリカが原油高や穀物高等の仕掛けを作って資金を集める、
その資金が何らかの金融商品となって、その金融商品を担保に
消費活動が活発になってきます。

世界の国々の経済はアメリカ国内の消費に盛衰に左右されるものです。

アメリカの国内に資金を集めて、消費経済のてこ入れをしないと
Bricsや産油国の経済にも少なからず影を落とすかもしれません。

アメリカ、いやアメリカを牛耳っている集団はアメリカの消費の繁栄という
いわば人質をとって各国の繁栄と一蓮托生の関係を見せつけるのです。

そして、その関係を盾に有利な状況にもっていくと思われます。

各国はアメリカ頼みの繁栄と引き換えに高い食糧をアメリカを
中心とした思惑の一致する穀物版OPECから購入せざるを得ない状況に…

今日も長くなりましたので、この続きは次回に(ペコリ)
by mitsuketai | 2008-06-11 23:50 | ウラを読み解く?