食品の履歴管理制度に思う!

こんなニュースが流れています!

政府は5日、中国産ウナギの産地偽装事件などを受けて、
現在牛肉取引で導入しているトレーサビリティー(履歴管理)制度を
食品全般に拡大する方向で検討に入った。


食品偽装がここまで蔓延すると無理もないことだと思います。

しかしながら理想論ばかりに走らないで、きちんとした対策も必要だと思います。

食品を取り扱う企業は大メーカーから家族経営まで大小さまざま。

食品の表示ひとつとっても、きちんと対応しようと思うと大変な労力が必要。

しかも、単価が安く、利益幅も少ない上に、さらに最近の原材料の価格高騰で
相当、利益幅が少なくなってきて大変な状態。

おかしな話ですが、真面目にやればやるほど、利益は圧迫されます(苦笑)

原材料メーカーは統合に次ぐ統合で、寡占化による値上げの価格支配を行い、
お客様である生活者が価格にシビアになっている現状では、値上げが
なかなか認められない状況です。

マスコミで大手メーカーの製品値上げが連日、報道されていますが、
実際の流通現場ではなかなか値上げすることができていません。

そんな中でトレーサビリティーに必要な経費負担や人員の配置等の
コストアップを吸収できなくなっています。

トレーサビリティーはぜひ進めていただくにしても、そのシステム構築や
機材にかかる費用、指導する人材の派遣等に援助を行うフォローシステムも
対応していかないと、理想も絵に描いた餅になってしまいます。

お題目を唱えるだけでは何もなりません!

実行可能な方策をきちんと手当てしてこそ、初めてお役に立つのです。

罰則を強化したところでは有効性は半ば、それよりどうすれば
きちんと法令を遵守させることができるか?実際に法令を守るべき
立場の側の視点にも立って考えることもお忘れなきよう、検討願いたいものです(ペコリ)
by mitsuketai | 2008-07-05 22:00 | 食の安全&表示