夏バテにクエン酸!

疲れたら、酸っぱいレモンをなめろ!とよく言いますよね!
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このレモンの酸っぱさのもとがクエン酸!

漢字で書くと「枸櫞酸」本当に難しい漢字ですが、
この「枸櫞」は中国語でレモンの一種である柑橘を意味する言葉。

だからレモンの酸っぱさはクエン酸なのです。

今はデンプンあるいは糖をコウジカビの一種 Aspergillus niger で
発酵させて工業的に精製しますが、第二次大戦前までは実際に
レモンの果汁からクエン酸を作っていました。

当然レモンの作柄によっても価格が変動し、イタリア産のレモンが
不作になった年には価格が暴騰したこともあったとか…

ところでクエン酸、実は疲労回復には効果的!

その秘密がクエン酸サイクルまたはTCAサイクルと呼ばれる仕組み!
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この図が掲載されているうすき製薬のホームページに詳しい説明があります。

1937年にドイツのハンス・クレブスという化学者が発見した
代謝の仕組みで、この業績がノーベル化学賞受賞につながったほど!

でんぷんや脂質やたんぱく質も体内でクエン酸サイクルの働きがないと
効率的なエネルギー変換ができない=疲れやすくなるのです。

レモンだけでなくすだちやかぼすといった柑橘類や
梅干の酸っぱさも実はクエン酸なのです。

疲れたら、酸っぱいレモンをなめろ!ということにも合理性があるのです。

しかも体脂肪増加も抑えてくれるうれしい働きもあります。

ところがこのクエン酸サイクル、糖質はもちろんアミノ酸やビタミンが
欠乏してくると働かなくなります。

ここから言えることはバランスのよい食事を心がけ、その上で
クエン酸を多く含む食材を摂取することが大事だということが分かってきます(ペコリ)
by mitsuketai | 2008-08-20 23:58 | 食育&地産地消