燃料サーチャージとトラック運賃!

トラック業者やコンテナ運送の運転手がデモや集会をしています。

原油高騰で生活していけない!運賃に転嫁できない!

国土交通省でも今年の3月14日に緊急ガイドラインを発表しています。
トラック運送業における燃料サーチャージ緊急ガイドライン

このブログをご覧の皆さんの中にも運送業者からこの緊急ガイドラインを
理由に運賃の値上げを提示されておられる方がいらっしゃると思います。

どうですか?この緊急ガイドライン通りにきちんと提示されていますか?

あちこちで情報を聞いていると、燃料サーチャージ緊急ガイドラインを
理由に、一律○○%値上げをお願いします!という文書案内だと思います。

燃料サーチャージは軽油の価格に応じて運賃をあらかじめ設定し、
上昇した場合には上昇した分を、下落した場合には下落した分を
修正するのが制度の趣旨だと思います。

ところが一律○○%値上げで、この緊急ガイドラインや軽油の
価格変動の推移との相関性をきちんと説明された資料なんて
まあ、お眼にかかったことがありません。

タクシーや公共交通機関の運賃の場合には、ひたすら資料を
用意して、胃の痛くなるような思いで改定金額の整合性を
きちんと説明しないと受け入れてもらえないはずです(苦笑)

トラック業者の方々には気の毒ですが、普通、値上げの交渉を
きちんと対応するところは、相手に納得してもらうための資料を
用意して、ご理解賜るプレゼンを行って、さらにお互いで痛みを
分かち合いながら、この難局を乗り切る!こんな対応ではないでしょうか?

それにこの緊急ガイドライン、よくまとまっていて、制度趣旨は
素晴らしいとは思いますが、何せ分量が多いし、いちいち理解している人は
少ないと思います。

私もあちこちで聞かれるので、ガイドラインを抜粋してポイントを整理しましたが、
実務としてはなかなか完全消化までは行かないのが実情です。(困) 

緊急ガイドラインを出しただけではなかなかうまくいかない理由は何か?

いくら立派な算出シートが国土交通省のホームページにあっても
使いこなしているところがはてさてどれくらいあるのか?

ここらあたりにも“仏作って魂入れず”になる要因があるように思います。

運送業者は燃料サーチャージの法制化を盛んに要求されていますが、
その前に、利用者にきちんと説明して納得していただける体制を
作らないと、いつまで経っても解決しないと思います(ペコリ)
by mitsuketai | 2008-09-08 00:10 | ウラを読み解く?