値下げ協奏曲の悪循環!

派遣労働者の解雇や内定取り消し、企業の倒産…と暗い話ばかり!

小売業ではモノが売れなくなってきたおかげで、円高差益還元セールや
キャッシュバックセールや割り増し付きお買い物券…

これは生活者にとってはありがたいのですが、実は諸刃の件なのです。

加工品メーカーや生産者にとっては原材料や資材は高騰したままで
一向に下がる気配はありません。

消費が低迷しているから、物価を下げないといけない!

そんな大号令のもとに流通現場では値下げ圧力が高まっていますが、
卸売とメーカーとの綱引きが行われていて、日々消耗戦の様相を
呈しています。

原材料や素材メーカーはそんなこと、どこ吹く風で一向に値下げを
するそぶりもありません。

こんなことを続けていると、そのうち供給してくれるメーカーが
なくなってきます。

こういう時代には、皆で苦労を分かち合わないといけないと思います。

モノづくり川下から川上までが負担しあってこの難局を乗り切ることを
考えなければなりません。

もはや弱肉強食の自由奔放経済に舵取りを委ねているとその結果は
…そして誰もいなくなった!こんな感じになります。

政府も公正取引委員会も日本全体で艱難辛苦を分かちあう
政策なり行政指導を行わなければならないと思います。

その点、現実をみればまだまだの感があるように思います。

卸売業も加工メーカーもギリギリの線でやっているところが多いのです。

それも甘んじて受けなければいけない、苦渋の決断に多くの企業や生産者が直面!

原材料の寡占的な業界や強い素材メーカーは無理やり値上げを強行し、
川下に近い加工メーカーが価格引下げ圧力にさらすことが繰り返されると
そのうち、何の面白味のない、スの入ったスカスカ空洞だらけの大根みたいに
なってしまいます(苦笑)
by mitsuketai | 2008-12-15 22:07 | ウラを読み解く?