十歩先を見る者のみが成功する。

尊敬申し上げる阪急の創始者 小林一三氏の言葉に次のようなくだりがある。

『100歩先を見る者は狂人扱いを受け、現状のみを見る者は落伍する。
10歩先を見る者のみが成功する。』


頭のいい人は時として100歩先を見て、その見通しをもとに行動してしまう!

100歩先の見通しが正しいか、正しくないのか?

その判断は正直なところ、なかなか難しい。

理由は100歩に行くまでの過程で周囲の風景が変わってしまうと、
最初に予見した100歩先の見通しは無意味なものになることだってある。

それどころか、取り返しのつかないことになってしまうと…

これは利口すぎるがゆえんの落とし穴となる。

また、現状のみを見る者、これまた迫り来る危難に立ち向かう知恵も
持たず、大きな波にさらわれてしまう。

ではなぜ、10歩先を見る者のみが成功するのか?

個人的にはこういうことだと解釈している。

10歩先を見るということは、少しづつ進んではPLAN DO CHECK 
ACTIONといったPDCAサイクルをきちんと機能させて進む!

だから、勇み足や足元をすくわれることや見落とす確率が少ないはず。

反対に勇気ある一歩も踏み出さないと、助からないのも事実。

だからぴょんぴょんと華麗に跳ねるウサギより、
歩みののろいカメでも一歩ずつ進むことで
成功を修めることだってあるのでは…


1年前までは空前の好業績を発表していた大企業が
一転業績不振で雇用環境を悪化させている。

快調にトップを走っていたように見えても、現実はあっけない!

スピードや規模も大切だけれど、もっと大切なものを一歩一歩確認していく!

そうしないと本当に大切なかけがえのないものを失うことも…

そして気がついた時には既に取り返しがつかないことだってありうる。

昨今の世相を見ていると、そんな気がしてならない。
by mitsuketai | 2008-12-27 22:42 | ウラを読み解く?