今こそ現代版米百俵の精神を

今日、ケイオプティコムの光ケーブル工事の下見に技術者の方に来ていただいた。

物腰柔らかな初老の方で、仕事のテキパキぶりに凄く感心した。

感心したのはそれだけじゃない!

手分けして回っている若い人にも次の分担をテキパキすると同時に
自分が知らないことに対しては謙虚に意見を聞いておられる。

恐れながら、たぶん定年は過ぎておられると思うのだが、実に若々しい。

ところで今、多くのメーカーで派遣切りがなされている。

そして住むところも追われている。

これは非常にもったいないこと。

これはきっと天にツバを吐くが如く、日本の行く末に暗雲を投げかける。

たぶん、繁忙期だけ派遣を重用する日本の製造業では、
戦後培ってきた技術の継承がうまくできているかと言えば
それは甚だ疑問ではなかろうか。

これからの人口減少社会において労働力の減少は
避けて通れないことは明白であり、さらに今派遣切りに
遭遇している30代、40代の労働力と知識を無駄にすれば
その影響はつるべ落としの如く加速度を増すかもしれない。

この30代、40代に派遣が多い理由のひとつが
平成バブル後の不況による就職難によるもの。

キャリア形成しようにもできなかったという現実もあります。

そんな時に、今日の光景をみてふと、技術力のある中高年が先生役となって
30代、40代の派遣切りにあった労働者にこれからの日本が継承すべく
技術の継承・訓練できる施設を国家的事業でやるべきではないかとひらめいた。

給付金はおそらくパッと消えてしまうかもしれない。

ところがその給付金を使って、生活支援を行いながら
働ける中高年の雇用も最低限確保することができれば、
来るべき景気回復期に世界に先駆けてスタートダッシュを
することが可能になるのでは…

戊辰戦争で廃墟になった幕末の長岡で、明日の飯も事欠く状況で
あの米百俵の精神が生まれたのは皆さんご承知の事実。

江戸時代の寛政の改革でも確か石川島の人足寄場を作って
失業者救済対策を行ったと思う。

自動車産業とそれに関連する部品産業や電機産業は大打撃を
受けていますが、環境関連や設備関連、匠の技等で継承に
必要な最低限の教育を行い、戦力化して企業に紹介する…

もっとも今の雇用促進事業団の職業教育のままでは心もとない!

人材が必要な分野はいくらでもあるはず!

このままでは埋もれてしまうもったいない技術もある!

外国が羨望のまなざしで眺めている中小企業の技術だってあまたあるはず!

今こそ、真の意味での米百俵の精神を省庁や官民や政党の壁を
取り払ってできる仕組みを作ることができるのは政治家しかいない。

ピンチだけれど、考えようによってはチャンス!

不況による大打撃を受けないと、そんなことを考えるはずはない(ペコリ)

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by mitsuketai | 2009-02-08 21:26