製造原価と適性利潤!

一般的に製造原価の公式は次の通りである。

『製造原価』=材料費+労務費+経費

そして販売価格の一般的な公式は次の通りである。

『販売価格』=【製造原価】+【管理費・販売費】+【利益】

なぜこんなことをここで出すのか…

きちっと【利益】を出さないとメーカーや生産者はやっていけないということを言いたいからである。

しかもこの【利益】は薄利(薄い利益)では意味がないのである。

メーカーは思いのほか、経費がかかるのである。

研究開発のためには何回も試作や試験を繰り返して、
多かれ少なかれ、ドブにカネを捨てるような苦しみの中から
鉱脈を探り当てるようなことが要求されるからである。

また、生産工程で不具合品が出れば、信用のために廃棄する。

販売予測が難しい中で、欠品防止のために製造した商品が過剰在庫となり、
時には賞味期限切れとなって廃棄処分せざるを得ないこともある!

そうなるとこんな公式も考えられる。

『販売価格』=【製造原価】+【管理費・販売費】+【利益】+【研究開発費】+【ロスその他リスク経費】

これくらいやっていかないと、正直、企業のゴーイングコンサーンとしての使命は果たせない。

【研究開発費】+【ロスその他リスク経費】は厳密に測定できないところもあるので、
その分、利益に当て込んでいる場合もある。

実際には、利益処分の中から内部留保することで【ロスその他リスク経費】に
引き当てることもある。

まあ、そんなこと申し上げても厳しい昨今、そんなに理想通りにはいかず、
かろうじてギリギリ利益が出るかどうかはまだマシで、現実には赤字の
ところも結構あると聞く。

業績が上がっている時に内部留保を積み増ししておいて、昨今のような
緊急時に取り崩して、雇用や生産環境、技術を守ることも必要だが、
利益が出たら、株主利益という錦の御旗のもとに、配当の増額を
要求してくるヘッジファンドがある。

また、何の根拠も資格もないのに、勝手に企業の財務内容を
格付けして株価を引き上げ、儲けを毟(むし)り取る格付会社という名の金融屋。

形のあるモノを作ったことのない、売ったこともない、
虚の仕組みをペーパーで売りさばく売人みたいな
金融業を規制しないと、景気の回復は望めない!

モノやサービスを生み出し、そのモノやサービスを以って、人類の生活を向上させる。

それを実現させるための資金が投資であり、それを円滑に効率よく回転させるのが
本来のバンカー機能であるはずだ!

その意味でも、今回のAIG役員のボーナス問題、オバマさんの仕置きに期待している(ペコリ)

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by mitsuketai | 2009-03-18 23:58 | ビジネス