2008年 07月 08日 ( 1 )

足し算経営革命

田中義剛の足し算経営革命-北海道発 大ヒットの法則!
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これは今や生キャラメルで有名な田中義剛さんの著書

しかも、生キャラメルを含む花畑牧場のビジネスモデル成功への奮闘記!

今、食の世界は食品偽装の問題で揺れている!

その原因のひとつが意外に低い食品業界の利益率の低さ(驚)

価格設定の大半が売れる売価を決め、そこから流通経費を
引いた価格がメーカーの卸価格となり、最終原価を決める構造。

そこに販売促進費用や流通センター経費が重なると利益はスズメの涙(苦笑)

そこに安全対策に向けての設備投資や原材料や資材の不良が
発生した場合の廃棄コストが絡んでくるともう赤字の状態(涙)

偽装や使い回しは絶対に許されませんが、こういう構造も
食品偽装のウラにはあると思われます。

そうなると方法は大きくわけて2つ、薄利多売か小さく作って高く売るのいずれか?

この本を読めば、10年間の赤字を脱却して、きちんと利益を確保しながら
商品価値を高めてこの困難な状況をいかに克服してきたかがリアルに
書かれています。

必要原価と経費があって、その上に企業としてあるべき維持発展の
ための利益が上乗せされて、ようやく価格が決まる。

そのためには、小さく作って高く売る!

しかもその価格を生活者の皆さんに納得していただけるプレミアムを作る。

そのストーリー、読めば状況が目に浮かぶくらい分かりやすい!

そして今や年商40億円、利益率15%

全国にある数多くの食品加工メーカーや地域特産品を販売する組織体に
とってはマーケティングの参考事例になると思います。

マーケティング理論ももちろん大切ですが、実際に結果が出ないと意味が無い(笑)

こういう考え方もあるんだなあ!を気づくという意味でお読みいただければ幸いです(ペコリ)
by mitsuketai | 2008-07-08 23:56 | おススメ本