経世済民の男 小林一三

NHKで“経世済民の男”として戦前戦後の日本経済の基礎を作った
経済人が取り上げられている。

前回の高橋是清に次いで、今回は小林一三がいよいよ登場。 

このブログでもよく取り上げていますが、ご存知、阪急グループの創始者!

その生涯をドラマとしてどのように放映されるかが楽しみです。

NHKの紹介サイトはこちらをクリック!

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見どころは小説家志望の夢破れ、うだつの上がらない銀行員が
強烈なキャラクタ-の上司 岩下清周や面倒見のいい上司の
平賀敏の助けを受けながら、行く末も分からない電鉄会社を
中心に新しいビジネスモデルを構築していくところ。

岩下清周に関する情報はこちらのサイトをご覧下さい。

ちなみに岩下清周の存在とバンカーとしての千里眼がなければ
近鉄奈良線の生駒トンネルはなかったと思います。

それまで第三次産業という言葉がなかった時代に、日銭商売を
ビジネスモデルにまで高めたという点ではベンチャービジネス、
いやイノベーションそのもの!

今や当たり前のビジネスモデルの多くを産み出しています。

こちらの阪急電鉄のサイトにも小林一三に関する詳しい情報があります。


関西人にとって阪急ブランドはなじみがあり、小さい頃から知っていましたが、
創業者の小林一三のことは大学4年のある時まで存じ上げませんでした。

実は百貨店の食品バイヤーになりたくて大学4年の時に阪急百貨店を受験。

筆記や面接をクリアーして最終面接を待つ間に待合の応接室に
飾られていた小磯良平画伯作の“小林一三翁の肖像画”を見つけて、
係りの人に聞いたのがまずかった!時すでに遅し(苦笑) 

今の就活している学生さんから考えると、信じられない話!

創業者を知らず、創業者と企業の沿革知らず!

当然、面接で小林イズムを聴かれてもしどろもどろ。

無駄と思いつつ、あわてて阪急百貨店の書籍売り場で関連書籍を
買って読み込んだのがきっかけ!

その時のことがトラウマになって反省もあり、おそらく学者先生以上に
読んでいると思います。

これまで読破したありとあらゆる関連書籍は100冊以上!

現在、花の道を通るようになってから、途中にある小林一三の胸像の前も
敬礼して通っています。

おそらく、敬礼の年間回数日本一!と申し上げても過言ではないくらい!

この番組を見て、著作物を読み返して、ひとつでも新しいビジネスモデルを
構築していきたいと初心に帰る毎日です(ペコリ)

注釈:敬称は省略させていただいていますのでご了承願います。
# by mitsuketai | 2015-09-04 20:26 | OH!タカラヅカ

昨日、こんなニュースが流れました!

「ごくごく」「ぐびぐび」やめます アルコールCM

酒類の製造販売の9団体でつくる「酒類業中央団体連絡協議会」は
8月31日、アルコール飲料のテレビCMなどの出演者の年齢を、
これまでの20歳以上から25歳以上に引き上げる方針を明らかにした。


「ごくごく」「ぐびぐび」という効果音の使用や、のど元のアップもやめる。

業界団体として素晴らしいことだと思います。

タバコやそれに関連する業界には、受動喫煙も含め、見習ってほしいくらい…(苦笑)

なかなかモノが売れない時代、過剰な宣伝文句が幅を利かせる時代にあって
社会的責任を考えた今回の英断には拍手を贈りたいと思います。

たぶん、協議会のトップやそれを支える事務局がしっかりしているからだと思います。

事務局が黒子に徹して、しっかりしているところは引き締まっています。

業界全体の適正な利益を考えるのが業界団体の存在意義。

もっとも誰でも手に入る統計データを送るだけ、行政機関に折衝したりできず、
親睦と称してお飾りだけの総会を宴会主体に行う業界団体なんかは
時間と会費の無駄遣いで存在意義はありませんが…(ペコリ)
# by mitsuketai | 2015-09-03 19:53 | 食の安全&表示

千鳥屋の丸房露

まるぼうろは16世紀後半(1570年頃)ポルトガルから伝わった南蛮菓子!

佐賀県や長崎県ではご当地の菓子として有名ですが…

今回ご紹介させていただくのは、千鳥饅頭で有名な千鳥屋の丸房露(まるぼうろ)

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こういう日持ちのするお菓子はおやつや間食としてカバンに忍ばせています。

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手術で胃袋を引っ張り上げたり、小さくなった人間にとっては何回かに分けて
食事や間食で栄養補給する必要があります。

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しかもお茶にも紅茶にもコーヒーや果汁飲料にも合う素朴な味わい!

こういうお菓子は私のような人間にとっては必需品として助かります(ペコリ) 
# by mitsuketai | 2015-08-28 23:52 | おすすめスイーツ

チョコレートをぎゅっと凝縮させたショコラフランボワーズがmaQザッハ!

神戸老舗チョコレート専門店マキィズの看板商品です。

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この商品、説明はここををクリックしてホームページをご覧下さい!

今回はこちらの説明に優る表現をする自信がありません(笑)

あえてひと言申し上げると、ありとあらゆるチョコレートのおいしさを四角く凝縮したもの。

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サイトも実によくできていて、画面をスクロールしていくと一度食べてみたい!と
気持ちが高ぶってきたところに買い物カゴにプチっと注文を入れてしまうように、
あたかも魔法にかけられたかのように誘導されてしまいます。

そういう面でも買いたくなる工夫は感心しきり!

パッケージもご存知のようにオシャレで小分けサイズになっています。

中身のおいしさは大前提ですが、おいしさは実際に食べてみないと分かりません。

おいしいものさえできれば売れる!そう信じて疑わない人もいますが(笑)
おいしさを伝えるにはデザイン、パッケージやビジュアルも重要。

食べてみたいと思わせないと、実際においしさを感じてもらうところまでいきません。

そういう意味ではこれからの時代、マキィズの商品戦略は参考になると思います(ペコリ)
# by mitsuketai | 2015-08-27 21:16 | おすすめスイーツ

当ブログの夏場のアクセス数1位は下記の記事!

葛まんじゅうと水まんじゅうの違いって?

何の権威もお墨付きもない自己流の勝手なる解釈ですが、
アクセス数がダントツに多いことに少々びっくりしています。

ならば、この時期、どこかの水まんじゅうをご紹介しないと…(汗)

今回は大阪府池田市 光楽堂光國 水まんじゅうをご紹介! 

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このお店の夏場のウリは冷やしみたらしなんですが、
ここはあえて水まんじゅうに挑戦!

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定義その①…透明感のある乳白色の部分が大きく、中のあん玉が小さいのが水まんじゅう。

以前の記事で書いた定義その①にハマっています。

あえて補足させていただくと、あん玉が小さい分、すっきりしているけれど、
乳白色の部分が大きくても、一体感とあん玉としての存在感がしっかり!

定義その②…水まんじゅうの生地にはほんのりと甘涼しさを感じるピュアな純水を
       閉じ込めている感じがすること。


この定義その②にも合致しています!

水まんじゅうの名の如く、清流の流れに甘涼しさを閉じ込め、つるりんと湧水のような清々しさを感じます。

見直してみると、この水まんじゅうの定義、結構イケてる!と自画自賛してしまいそう(苦笑)

残暑厳しき折、見た目、イメージ、のどごしでせめて涼を求めたい気分!

小ぶりなのであっという間にいくつでも食べてしまいそう!

小豆も抹茶どちらも甲乙つけがたいくらいの爽やかなおいしさ!

池田や箕面は洋菓子の街といったイメージがありますが、レベルの高い、
歴史のある和菓子の名店も結構あります(ペコリ)
# by mitsuketai | 2015-08-26 21:20 | おすすめスイーツ